［予防接種］ 小児用ワクチン接種見合わせ、専門家の検討結果等をQ&Aに追加

小児用肺炎球菌ワクチン及びヒブワクチン接種の一時的見合わせについてのQ&A（平成23年3月9日版）（3／9）《厚労省》

2011年03月09日

厚生労働省は3月9日に、小児用肺炎球菌ワクチン及びヒブワクチン接種の一時的見合わせについてのQ&A（平成23年3月9日版）を公表した。厚労省は3月4日に、3月2日以降、小児用肺炎球菌ワクチン（プレベナー水性懸濁皮下注）およびヒブワクチン（アクトヒブ）など同時接種後の死亡例が報告されたことをうけ、ワクチン接種の一時中止を決めている。また、続く3月8日の薬事・食品衛生審議会・医薬品等安全対策部会の安全対策調査会及び子宮頸がん等ワクチン予防接種後副反応検討会の合同会合において、ワクチン接種と直接的な因果関係が認められないとの見解が示されている。 　今回のQ&Aは、これらを受けて現段階での消費者の疑問に答えるもの。問2では、接種後死亡した5名の症状、状況について、厚労省ホームページの資料を示している。また、「死亡した方と予防接種の直接的な明確な因果関係は認められないと考えると評価され、さらに調査を行っている」ことを改めて紹介し、普段と異なる症状が見られたら医師に相談するよう勧めている(p1参照)。このほか、3月8日の会議の内容についての案内を示している(p3参照)。

添付ファイル

　P1～P3